【書評】僕たちはもう働かなくていい
考え方は大切にしたいと感じた本です。
本書ではAIによる仕事の代替が挙げられていますが、あと少しで代替できるところまで来ていると思います。
私自身、自分の仕事はRPA(robotic process automation)化出来るのではないかとずっと感じていて、休み前に体系化を試みていました。
〇〇はどこでできる?△△はどうすればいい?という類の質問をたくさん受けてきたからです。
企業には暗黙知が沢山あり、その暗黙知が形式知になっていないことで、長老(生き字引)のような人が重宝されることがあります。
(私は長老レベルでは働いていなかったのですが、この手の古い情報を収集して、必要な人に手渡すことで、だいぶ仕事がはかどりました)
長老が長老としてずっと仕事するのであれば、それでいいかもしれませんが、その人もいつかは仕事をやめるのです。
暗黙知を形式知に出来、自動プロセス化出来るのであれば、自分の役職はなくなり、新しい種類の仕事を楽しめるかもなと思った感じです。
何しろRPA化できる仕事は1年もやると飽きてしまいます。
面倒なことを自動化する、そんな仕事をしていきたいなぁと思えた本でした。